舌下免疫療法

舌下免疫療法 アレルギーの原因となる物質(アレルゲン)を舌下へ投与し、体をアレルゲンに慣らし、免疫反応を弱め、症状を起こりにくくする治療法です。

開始後の数日~1週間は、低用量で体を慣らし、維持量へ増量後3〜5年間継続します。5歳以上の方が対象となります。

スギとダニの2種類ある

舌下免疫療法は、スギ花粉が原因の花粉症(季節性アレルギー性鼻炎)、ダニによる通年性アレルギー性鼻炎が対象となります。血液検査や皮膚テストでアレルギーの原因を特定後に治療を開始します。

1日1回、アレルゲンのスギ花粉やダニの成分が含まれる錠剤を舌下に1~2分間保持した後に飲み込み、直後の5分間はうがいや飲食を控えます。

スギの舌下免疫療法は非飛散期に開始

初回服用は当院で実施し、念のため投与後30分間は院内で待機していただき、副反応が出てもすぐに診察できるようにします。服用後、問題がなければ、2回目以降は自宅で服用します。

スギ花粉による舌下免疫療法は、スギ花粉非飛散期に開始する必要があります。

有効性

3年以上の投与が必要で70%前後の患者さんに改善効果が認められます。舌下免疫療法は、一般的な対症薬物療法とは全く異なり、アレルギー免疫反応を改善する唯一の治療法です。

鼻症状、眼症状、咳あるいは喘息症状等に対して効果が期待でき、長期間持続し、新規アレルゲン感作や喘息発症抑制効果が報告されています。

副反応

口の中の浮腫、かゆみ、不快感や喉の刺激感、耳のかゆみ等が報告されていますが1~2ヶ月で消失します。